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サッカー四方山話

 2002W杯の審判不信について

 2002年W杯は、審判不信に揺れた大会だった。思えば開幕戦で前回の優勝国フランスが格下と思われていたセネガルに敗退するなど、何かあるかも、とは誰もが感じていた。(ジダンの怪我が一因だったが、その怪我も開幕前の韓国との親善試合でのものだったことがヨーロッパの反感を買った)

 そして、フランスが予選敗退、イタリアも韓国に負け一回戦敗退を喫すると、不公平なジャッジに対する不満が一気に噴出したのである。「由緒あるヨーロッパの代表チームが次々と敗退したのは、経験の少ない審判がミスをしたせいである」というわけだ。実際、ミスジャッジとしか思えない判定も数々あり、大会途中にFIFAが公式にミスを認める会見を開き、決勝トーナメントの一部の試合では「地域条項(対戦の2チームとは別の地域から審判を選ぶ)」を撤廃するなど、異例の事態に陥った。

 また、フランスもイタリアも韓国戦が原因の敗退だったということでヨーロッパの反韓感情も高まり、セリエAでプレーする韓国人の代表選手に対して所属チームの会長が「二度とイタリアの地を踏むな」などという発言をしたことが韓国でも報道され、フィールドの外での韓国vsイタリアの争いが激化した。後に双方とも和解に至ったが、結局この選手は他国でのプレーを余儀なくされた。

 根本的な問題も残った。シミュレーションやオフサイドなど数々の反則があるのは事実で、またワールドカップでは経験豊富な審判ばかり集まるわけではない(各地域から同等の数だけ選ぶ)ことも事実だ。また、全ての審判に「ヨーロッパが納得するだけの」研修を受けさせるには、2週間では到底足りない。

今後、ビデオ判定や主審2人制も含め、FIFAがどのような対応をするのか注目される。

 11人全員がゴールを決めた試合

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